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脳神経外科を知っておこう

脳に関する診療科の名称には脳外科と脳神経外科という2つの名称が使われていますが、脳外科の正式名称は脳神経外科です。

脳神経外科に対して神経内科という診療科があります。病院によっては脳神経内科と呼ばれることもあります。さらに、精神科もあります。精神科の正式名称は精神神経科と言い、「心」の病気を扱います(例えば、鬱病など)。心療内科と称する病院もありますが、精神科のことです。メンタルクリニックと言われる病院の医師は殆どが精神神経科の医師です。

神経内科では手術を行わない神経系や脳の病気を扱います。病名で言うと、脳梗塞、髄膜炎、筋ジストロフィー、アルツハイマー病、パーキンソン病などです。

これに対して脳神経外科では、脳腫瘍、くも膜下出血などの手術が必要な脳の病気や頭部外傷の患者を扱います。なお、脳梗塞や脳出血などは神経内科と脳神経外科のそれぞれで診る場合もありますが、手術は脳神経外科で行うことになります。

病院では、通常、外来と救急外来という2つの窓口を設けています。
救急外来は例えば救急車で搬送されてくるような場合に、一般外来は診療時間内に通常の受診をされる場合を言い、一般に外来受診と呼ばれています。診療時間外に受診される場合はすべて救急外来となります。

脳神経外科では、緊急度が高く、症状の重い人が多く、殆どが救急外来に来ることになります。
一方、一般外来では手術後の検査や投薬などの再診が主ですので、月に1、2度の来院ということになり、フォローアップのための外来という特徴があります。